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コラム

離婚

離婚及び不貞行為に関する事例紹介

解決事例の紹介 

 相談内容

相談者は3年前に妻と離婚し,子ども長男1歳(調停成立当時)の養育費として毎月7万円を支払うことで調停成立していたが,毎月7万円は養育費としては高額であり負担となっているので4万円に減額できないかと相談に来られました。

 交渉結果

相談者の年間給与は500万円程度であることから月7万円の養育費の支払いは無理があると判断されたので,家庭裁判所に養育費減額請求の調停を申し立てました。

 依頼者と家計の出費等を計算して養育費は月4万円に減額することを提示しました。

 元妻は最低でも5万円を主張してきました。

 交渉の結果,最終的に双方が譲歩して月4万5千円で合意でき,当事者間の長男が満20歳に達する日まで支払うことにしました。

 依頼者も許容範囲内で養育費の減額が出来たことで納得されていました。

弁護士からのコメント 

 養育費が高いのでもうこれ以上支払いを続けられないとして支払を全額中止するのではなく,養育費の減額交渉もできるのですから,支払いに困ったときには是非減額交渉をして子供さんのためにも養育費を払うことを続けてください。

解決事例の紹介 

 相談内容

相談者は結婚して20年になるが夫が不貞行為をしていたことが分かり離婚を決意して2年前から長女18歳(大学一年生)と一緒に別居しています。

 夫は自営業ですが商売が上手く行かず赤字を続け高額な借金があることから婚姻費用も払えない状態とのことです。

 夫の不貞行為を機会に離婚したいと相談に来られました。

 交渉結果

 相談者の妻から委任を受けて夫と協議を始まました。

 夫の資産状況を調べたところ高額な借金があり自宅兼店舗は銀行の抵当に入っていました。

 離婚については夫も合意しましたが,長女の養育費については妻は大学を卒業する22歳まで毎月10万円を強く要望され交渉を行った結果夫も養育費1カ月10万円の支払いに同意しました。財産分与は夫の資産状況から請求することをあきらめるしかありませんでした。

 夫には離婚の慰謝料は100万円要求しましたが,最終的に50万円支払うことで合意しました。

 上記の条件で離婚協議書を作成しました。

弁護士からのコメント 

結婚して20年になりますが,夫の資産は高額な借金だけであり,財産分与はあきらめるしかありませんでした。 妻は正規の社員として働いて生活できる給与をもらっていたことが救いでした。

解決事例の紹介 

 相談内容

相談者の夫は結婚して1年になります。3か月前には長女が生まれたが,結婚してから双方の性格の不一致が顕著になり夫婦げんかが絶えない状態でした。妻は出産のために実家に帰ったが出産後現在に至るまで自宅に戻っておらず別居しています。

妻は妊娠してから育児に専念するため会社を辞めて無職の状態です。

今後も結婚生活を続けることは困難と判断し離婚の交渉を依頼されに来られました。

 交渉結果

相談者の夫から委任を受け家庭裁判所に夫婦関係等調整の申立てを行いました。申立ての趣旨は,妻とは離婚する。長女の親権者を妻とする。長女の養育費として相当額を支払う。以上を申立てて調停を求めました。

 相手方の妻からは,離婚に応じる,婚姻費用8万円の支払い,離婚の慰謝料250万円,財産分与100万円,養育費1カ月9万円を22歳まで支払うことを請求してきました。

 申立人の夫の会社の年収が350万円程度であり,婚姻費用は6万円,財産分与は80万円,養育費3万円を相手方に提示しました。

 相手方は譲る気持ちがほとんどなく審査もやむなしと判断していたところ,最後になって解決に向けて話が進展し,婚姻費用の未払い分18万円を支払う,養育費は1カ月6万円として20歳まで支払う,解決金として250万円を相手方に支払うことで調停が成立した。

弁護士からのコメント 

相手方の妻は実家で生活しているとは言え無職で0歳児を抱えていることから,経済的にも精神的にも不安が大きいと判断されます。

 一方で結婚1年目の離婚でり,夫の不貞行為やDⅤは無く性格の不一致が原因であるため離婚の慰謝料は困難で財産もなかったことから,最終的に解決金として250万円を支払うことで解決に至りました。

 

解決事例の紹介 

 相談内容

相談者は中年の男性で1年前結婚式を挙げて同居を開始したが性交渉を拒否された。その後も何回か夫婦関係を持とうとするが拒否し続け,9カ月後には車に妻は家出をしました。

 妻は実家に帰っていたが,本人に電話しても出ない状態で,1週間後に妻の父親から「二人で会うことも,今後一緒に生活をすることが出来ない」との話であった。

 このような状態なれば離婚するしかないと判断したが,妻に慰謝料の請求をしたいと思っています。理由は妻の①婚姻当初から性交渉を拒否,②一方的な別居です。財産分与は法的に適切に答えますとの考えでした。

 交渉結果

相談者から委任を受けて夫婦関係調整(離婚)調停の申立てをしました。内容は①双方は離婚する,②離婚の慰謝料として100万円を請求する,③財産分与は30万円とすることを主張しました。

 相手方の妻からは①離婚には合意する,②婚姻費用の支払い15万円の主張がなされました。

 調停を重ねましたが調停は合意できず審判となりました。

 審判の内容は,「①夫と妻は離婚する,②夫は離婚に伴う解決金として200万円(未払い分の婚姻費用を含む)を支払う。」となりました。

弁護士からのコメント 

 依頼者の夫とすればなかなか感情的には納得できないところがあると判断します。

ア結婚以来一度も夫婦関係を妻が拒否してきた。

イ突然家を飛び出して実家に帰った。

ウ離婚問題について二人であって話すことを拒否し続けた。

以上のことなどから夫の心情も理解できます。

相手方妻としても年収500万円の会社を退職して専業主婦になったこと,性交渉を結べない何かがあったのかもしれません(夫婦だけにしかわかりませんが)などがあり離婚生活を続けられないとして実家に帰ったと判断されます。

解決事例の紹介 

 相談内容

相談者は夫の行動に不審を抱き調査会社に依頼して調査したところ夫の不貞行為が明確となりました。これを機に相談者の妻は1歳の長男を連れて別居しました。

 相談者からは夫からの婚姻費用の支払いと,不貞相手に対して慰謝料の請求について相談に来られました。

 交渉結果

婚姻費用については家庭裁判所に申し立てをして,相手方夫は申立人の妻に当事者双方が離婚又は別居解消するまで1カ月3万円を支払うことで成立した。

 不貞相手に対する慰謝料請求については250万円請求したが協議の結果150万円支払うことで協議が成立しました。

 不貞相手は即金で支払えないので毎月分割して10回で支払いこととしました。

弁護士からのコメント 

不貞相手には済的余裕がないためやむをえず分割払いとしました。分割払いにすることはしばしばあることです。

 相談者の妻は別居して離婚するかよく考えてみるとのことでした。

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