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雑記

御嶽山噴火訴訟-山は、訴訟と関係のない場所であってほしい-

信濃毎日新聞に、表題の見出しが躍っていました。
ヤマを愛する法律家として、ヤマに関連する訴訟の話は、本当に聞いていてつらいものがあります。

登山は、自己責任です。

自己責任の前提として、正確な情報が必要です。そして何より、ヤマでは、「仕方なかった」という事態があり得ます。

たとえば何年か前、有名な北岳のバットレスは崩壊し、クライマーが犠牲になりました。バットレスはいつかは崩壊するよねと言われながら、それでもみんな登っていて、まさか自分の時にそれが起こるとはだれも思っていなかった。来るべき時が来たのですけれど、それが自分の時だとは、みんな、思っていなかったのです。


崩壊したのは、来るべき時が来ただけであり、その時登っていた人は、本当に仕方がなかったのです。何か、彼だけのミスがあったわけではなかった。

ヤマでは、不測の事態が起こりえます。

それを減らすために、我々は日夜訓練を積むわけですけれども、それでも自然が相手です。どうしても、仕方なかった、ということもあるのです。ただ、その訓練を積んでいなかった、あるいは、訓練のための前提事実が間違っていたとなるとこれは問題ですけれども。その意味で私は、那須の雪崩事故には、いろいろ問題があったろうとは思います。ただ、じゃあ、完全なプラクティスをしていたらみんな生きていたかというと、それは判らない。特に雪崩においては。

ヤマは、訴訟と関係のない場所であってほしい。それは、弁護士だけではなく誰もがそう思うでしょう。どうかどうか、早期の決着を。そして、亡くなられた方の御霊に、こころから、ご冥福を。安らかにお眠りください。我々生き残った岳人は、この事故を受けて、何ができるか、考えます。

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