弁護士法人はるか|長野法律事務所

私たちは「揉めない離婚」だと安心せずに,できることはしておきましょう

こんにちは。

今日の長野は良い青空に恵まれましたね。

さて、標記の件です。

時々、ご相談に見える方で、「主人は、慰謝料をきちんと払うといっているので、揉めないと思います」「妻は、浮気を認めているので、揉めないと思います」とおっしゃる方がいます。


ところが、そういう方に限って、あとから、配偶者の気が変わって「やっぱりやめた」となったり、あるいは「そんなこと言っていない」「そういうことを言ったのではない」と言い出すことが多いものです。今まではずっと浮気を認めていたのに、裁判になると、突然180度方向転換をする方もいます。

人間はわからないものです。特に、新しいパートナーからの忠告や、親の意見などを聞くと、今までの主張を全く変えてしまう人は多いのです。揉めないはずの離婚が、一転して、どろどろの裁判離婚になったりもします。

どれだけ、「私のケースは大丈夫」とお考えでも、最後まで気を抜かずに、注意深く対応しましょう。慰謝料を払う、などの発言は、録音に取っておくことが大事です。